この記事では、外部のセミナー講師で良い結果を出すためのポイントについてまとめております。
・司会者に事務所や講師の紹介をしてもらう
・セミナー時間を3パートで構成する
・依頼に繋がりやすい項目に時間を割く
・セミナー講演の目的は「リスト取得」「個別相談獲得」件数の最大化
ご支援先の中でも、葬儀社や介護施設、金融機関、不動産会社などから
ゲスト講師として招かれ、相続・遺言などをテーマにしたセミナーで
お話をされる機会も増えてきました。
自社で集客するのに比べて、その企業のネームバリューで
司法書士事務所よりも集客力があるでしょうし、
資金面で負担がない、という事もあって
事務所にとってはメリットも多いこの「セミナー営業」ですが、
その成果は「いまいち」という事務所様も少なくないのではないでしょうか。
自社主催ではない為に、集客したセミナー参加者層が
「相続」や「遺言」などの講演テーマがズバリ刺さる層ではない、
また、主催者がコントロールするために
自社のアンケートが取れない、個別相談などに誘導できない、
など様々な「いまいち」になってしまう理由があります。
それは、他社主催であれば仕方のないことなのかもしれません。
そんな中でも、良い成果を上げる(リストを取得する、個別相談を獲得する)ために、
我々がアドバイスをさせていただいているポイントをいくつかご紹介したいと思います。
●司会者に事務所や講師の紹介をしてもらう
講演者のロイヤリティを上げることが必要。第三者から伝えてもらう
(原稿を用意し、司会者にはそれを読んでもらう。事務所の相続相談実績や講演実績など)
●セミナー時間を3パートで構成する(たとえば60分だったら)
・相続の基本を知ってもらう:制度や基礎概要の話し(20分)
・司法書士の仕事を知ってもらう:司法書士の仕事を事例を交えながら説明(30分)
・当事務所の事を知ってもらう:事務所の解決事例や強みを説明、選んでもらう(10分)
●依頼に繋がりやすい項目に時間を割く
講演内容については、
「(1)仕事になる」
「(2)顧客の興味がある」
順番で比重を考え、なるべく仕事になる「遺言」について
時間を割きたい(相続税についての話を多くしても司法書士の仕事にはならない)
●セミナー講演の目的は「リスト取得」「個別相談獲得」件数の最大化
とにかく個別相談の件数確保が大事。
その為に、個別相談をすることの有益性をもっとアピールしたい。
また、アンケートはしっかりと時間を取って記入してもらうために、
振り返りシート(アンケート)記入を講演時間の中に組み込む(5分程度)。