この記事では相続事件を専門サイト経由で年間100件以上集客するためのコンテンツ作成方法についてお伝えします。
・年間100件以上の相談が集まる事務所の相続専門サイト共通点
・依頼者目線のコンテンツとは
コラムをご覧いただきありがとうございます。相続事件を専門サイト経由で年間100件以上集客するためのコンテンツ作成方法について連続でお伝えしていきます。
本日は2つの項目について解説いたします。
連続コラム目次
- 年間100件以上の相談が集まる事務所の相続専門サイトの共通点とは
- 依頼者目線のコンテンツとは
- 解決事例の書き方
- 事件処理方針の書き方
- 料金表の作り方
- 解決実績が少ない!そんな時どうする
- エリアに合わせたコンテンツを作ろう
- 番外編…他弁護士からの目線・指摘に不安を感じる先生へ
目次
年間100件以上の相談が集まる事務所の相続専門サイト共通点
→最低限のディスクリプションの設定などはできていますか?
・リスティング広告を最適に運用できている
→1件の問合せにいくらの広告費をかけていますか?
・問合せバナーが最適に配置されている
→ファーストビューに電話番号がいくつありますか?スマートフォンサイトではすぐ電話をかけることができるようになっていますか?
・依頼者目線の言葉でコンテンツ・バナーが作成されている
→難しい専門用語の法律解説ばかりになっていませんか?
・事務所の強みや実績が分かりやすく掲載されている。
→先生の事務所の実績を数字で表せていますか?
・口コミの内容が良いものが多い
→いただいたお手紙やアンケートなどの第三者評価を提示していいますか?
船井総研では多くの弁護士の先生の業績アップのお手伝いをさせていただいており、上記はお手伝いをするなかでも年間100件以上の相談があつまる相続サイトの共通点の一部です。
SEO順位の即時向上は難しいですが、それ以外の項目でご自身の事務所でやり切れていないものがあればすぐ改善のために動くべです。
また上記のなかで先生方が意識的にすぐ改善できるのはコンテンツのブラッシュアップです。要素の1つである依頼者目線のコンテンツ制作について事例を交えて解説いたします。
依頼者目線のコンテンツとは
以前と比べて相続サイトも各エリアで競合となる事務所が多く出現しています。そのためWEBマーケティングの戦略は競合事務所と比較されることを前提とする必要があります。
A事務所の事例
A事務所では、5.6年ほど前に相続専門サイトを立ち上げ、当初は相談者を集客できていたものの、最近では減少し、集客に課題を感じ船井総研へご相談いただきました。
その相続専門サイトを拝見すると、確かに遺産分割や遺留分といった商品が並んでいましたが、一目でどういった問題を解決してくれるかは分からない状況になっていました。
そこで船井総研はまず相続専門サイトの商品一覧のバナーと各商品ページの内容を変更しました。
具体的には、「遺産分割」であれば、「遺産の全容を教えてもらえないまま遺産分割協議書に印を押すように言われた方へ」などといった言葉に差し替えました。
また商品のページも相談の端緒になるようなお悩みを列挙して、法律の解説は最下部に配置しなおし、依頼者が取るべきこと、解決の道筋、弁護士に依頼するメリット・デメリットを比較したコンテンツに差し替えました。
これにより、依頼者が専門サイトを見たときに、自分はどんな課題を持っていて、それをどう解決すべきなのか、さらに弁護士に依頼するとどんなベネフィットが得られるかを理解できるようになりました。
上記の取り組みによって商品一覧のバナーのクリック率が大幅に改善され、さらに商品ページの滞在時間も伸び、結果的に問合せ数を(3件/月→6件/月)に増やすことができました。※広告予算変更せず
以上のように簡単な取り組みでも、問合せ数を伸ばす方法は数多くあります。
コンテンツ作り1つをとっても依頼者目線の対応を心がけていただくと良いかと思います。
次回以降のコラムでは、専門サイト経由で年間100件以上集客するための解決事例・事件処理方針の作り方についてお伝えいたします。
【執筆者:鈴木 ゆたか】