いつも当コラムをご覧いただきありがとうございます。
船井総合研究所の中村遥です。
今回は、2022年8月に開催した相続・財産管理研究会で行われた情報交換会をレポートとしてお伝えいたします。
実際に研究会に参加されている司法書士の先生方が
・どのような不安・疑問を抱えていらっしゃるのか
・それらの不安・疑問をどのように解決してきたのか
について、Q&A形式でリアルな声をお届けします。最後までお読みいただけますと幸いです。
目次
司法書士の採用はどのように行っていますか?
A. 他であまり実践されてない方法として、司法書士試験合格前の方々にアプローチをかけるのがとても効果があります。
地元の予備校に、チラシを置かせてもらうという方法が良いでしょう。
合格時期の前にチラシを置かせてもらうと応募が多くなる傾向があります。
事務所内の組織マネジメントについて
A. 業務部を作り、「業務部が司法書士(資格者)に指示をする」という体系をとることで、安定した組織を作ることに成功しています。
「資格者が偉くて一般社員が立場が下」という概念をなくすことで、士業事務所のマネジメントは一気にレベルが上がります。
また、一時間当たりの標準仕事量を定めるとよいでしょう。
当事務所では、「その分野を長く扱っている優秀な方の1時間の仕事量×0.7」を標準仕事量としています。
マネジメントにおいて、給与などの条件に関する意見はよく生じるものですが、
「これくらいやれば頑張っている」という基準値を設けることで、結果的に全員の仕事のパフォーマンスが上がります。
他業種との連携について伺いたいです。
A. 葬儀社との連携は、司法書士事務所にお勧めできる他業種連携の一つです。
方法としては、
・相方の司法書士を探している税理士とコンタクトを取り、その税理士経由でスタート
・葬儀社とコネクションを持っているところからの紹介を狙う
・税理士が顧問しているところからの紹介を狙う
といったものがあります。
葬儀社経由でのご紹介は温度感が高いものが多く、定期的に受けられれば事務所の売り上げを支える大きな基盤となります。(当事務所では成約率90%超え)
細かい葬儀社連携の方法については、8月の研究会例会レポートをご覧ください。
https://www.funaisoken.co.jp/dl-contents/sozoku-samurai271__01205
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開催概要「システム活用におけるLTV最大化」
■開催日程:10月8日(土)
■開催方法:船井総合研究所 東京本社
■時間:10時30分~17時
【執筆者:士業支援部 相続信託ビジネスグループ 中村遥】