この記事では、ベンチマークしていただきたいビジネスモデルを展開されている事務所・企業3社をご紹介します。
【司法書士法人ミラシア 様】
民事信託・生前対策の年間受任実績100件超!会員ネットワークを活用したビジネスモデルとは?
【株式会社 日本財託 様】
家族信託の実績140件超!不動産会社×老後問題解決コンサルティングのトップランナーが語る未来とは?
【司法書士法人 名南経営 様】
事業承継の実績100件超!うち約9割で活用する事業承継信託のスキームとは?
いつも、当コラムをご覧いただきありがとうございます。
船井総合研究所 相続信託ビジネスグループの廣瀬です。
目次
全国の先進企業・事務所の事例3選をご紹介!
人生100年時代を迎え、認知症対策、生前対策、相続関連業務のマーケットには、士業事務所はもちろんのこと、隣接業種、テック業界など、さまざまな企業が参入しています。
このような時代において、ぜひベンチマークしていただきたいビジネスモデルを展開されている事務所・企業3社をご紹介してゆきます。
【司法書士法人ミラシア 様】
民事信託・生前対策の年間受任実績100件超!会員ネットワークを活用したビジネスモデルとは?
【株式会社 日本財託 様】
家族信託の実績140件超!不動産会社×老後問題解決コンサルティングのトップランナーが語る未来とは?
【司法書士法人 名南経営 様】
事業承継の実績100件超!うち約9割で活用する事業承継信託のスキームとは?
第二回となる今回は、
司法書士法人ミラシア 様の事例をご紹介します。
※第一回では、株式会社日本財託様の事例をご紹介しております。
https://sozoku-samurai271.funaisoken.co.jp/marketing/post-210915
民事信託・生前対策の年間受任件数100件超をどのように実現したか?
司法書士法人ミラシア様(以下、ミラシア様)は2017年に東京で開業され、相続、家族信託、生前対策を中心に業績を伸ばしている事務所です。
2020年はコロナ禍にもかかわらず、前年比130%成長(相続分野の受任件数ベース)を実現されています。
特に、相続分野に占める「民事信託、生前対策分野の受任件数の割合」が約50%と、全国的に見てもかなり高い比率となっています。
ポイントとなる受任ルートの内訳ですが、90%が「紹介」です。
また、その紹介元となる業種は、保険・FPが約40%、不動産が約30%、税理士が約15%、その他約15%という構成比になっています。
相続に取り組む先生方は、この紹介ルートの構成比をご覧になっていかがでしょうか?
士業以外の業種がここまで高い構成比率になっていることに、驚かれたかと思います。
ミラシア様はいったいどのようにして、このような紹介ルートを確立しているのでしょうか。
そのポイントは「会員ネットワーク」にあります。
※ご紹介した数値は2020年時点の集計値です。
会員ネットワークの構築&活用のポイント
ミラシア様は、相続、民事信託、生前対策分野に関心のある業者向けの会員制勉強会を行っています。
具体的なサービスや施策については、
・定期的な勉強会
・顧客対応ツール
・共同受任(商品)
を提供し、保険・不動産会社の営業マンが、お客様にサービスを提案可能な体制を整えています。
いわば「外部営業マン」を多数の企業に確保しているわけです。
一見すると複雑で再現性がない取り組みにも思えますが、この施策のポイントは、
・様々な場所での地道な営業活動から、営業の着地先をこの会員化にもっていくこと、
・会員向けのサービスを高いレベルで維持し続けること、
・なにより外部営業マンによっての果実(メリット・利益)を明確に提供すること
であるといえます。
具体的には、営業マンがお客様にサービスを紹介しやすいような「料金体系」にすることや、事例ベースで法務サービスを学べるセミナーの定期開催など、士業の制度サービスありきではなく、営業マンの視点に立ったサービスを提供していることが成功のカギであるといえます。
【無料ご招待】ミラシア様はじめ、全国の最新事例を学び、事務所に落とし込むための勉強会にご参加ください!
船井総合研究所では、民事信託や生前対策ビジネスに注力される事務所様向けに、「民事信託研究会」を開催しております。
人生100年時代に求められる真の認知症・生前対策サービスを創り、持続的な事務所の成長を実現をするための、経営者ネットワークです。
こちらのコラムより、10月2日(土)への無料お試しご参加が可能です。
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■民事信託/遺言/後見/死後事務などの実務・マーケティングを強化したい!
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■全国の士業・金融機関・不動産・保険・テック企業などの最新事例を知りたい!
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https://www.funaisoken.co.jp/seminar/077524
【執筆者:廣瀬 大悟】