こちらの記事では、CRMを活かしたマーケティングについて知ることができます。
1.これまでの顧客リスト活用手法
2.これからの顧客リスト活用手法
LTV(顧客生涯価値=1顧客あたりの単価)を向上させるための連続コラム3回目です。
第1回:顧客の生涯に並走するサービスづくり コラムはこちら>>>
第2回:顧客情報の蓄積とCRM化(CRM=顧客関係管理システム)コラムはこちら>>>
第3回:CRMを活かしたマーケティング
3回目の今日は「CRMを活かしたマーケティング」を取り上げます。
目次
◤ これまでの顧客リスト活用手法
前回、顧客リストを蓄積するための仕組みとして、ヒアリング、面談、チェック体制について述べました。
詳細はこちら>>>
多くの事務所様で、一度は取り組んだことがある取り組みに「ニュースレター」や「メールマガジン」があるのではないでしょうか。
一度相談にきていただいた方をリピーター化するための施策として、また、B to Bの関係性維持、定期的な案件紹介獲得のための施策として効果が見込めます。
しかし、最大の課題は、手間とコストが大きいため、やり切れないということです。
また、決まったタイミングで一斉に送付するというパターンが多く、個別の顧客のニーズの高まりなどに応じた内容の送付は非常に困難です。
◤ これからの顧客リスト活用手法
おすすめなのが、LINE公式アカウントの活用です。
LINEは、高齢者にも最も普及しているコミュニケーションツールです。実際に、多くの事務所様で、顧客とのやり取りをLINEで行っているケースもかなり増えてきました。
LINEの公式アカウントのサービスを利用することで、
・顧客とのコミュニケーション(メッセージ)
・無料通話・ビデオ通話
・セミナー情報の送付
・ミニ動画講座の送付
・顧客セグメント別のお知らせの送付
といったサービスを無料からスタートできます(送付メッセージ数、付加サービスに応じて月額費用がかかりますが、数千円~と導入しやすい価格帯です)。
先にお伝えした顧客の潜在的なリスクに応じたチェック項目により、以下のようなイメージで情報を発信することで、LTVを向上させることができます。
■ 既に生前対策サービスを依頼している顧客(遺言・信託など)
⇒ 遺言の見直しのご案内
⇒ 受託者フォローサポートのご案内
⇒ 制度の改訂に関する情報発信 など
■ セミナーや相談だけで終了した見込み客
⇒ 制度の改訂に関する情報発信
⇒ セミナー、相談会のご案内
⇒ 無料ビデオ相談のご案内
ぜひ、日々蓄積されてゆく顧客リストの活用方法として、LINEを活用してみることをおすすめします。
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いかがでしたでしょうか?
やはり、まだLTV150万円というと、「絵に描いた餅」に思えるかもしれません。
そこで、実際に、民事信託や不動産事業を組み合わせることで、顧客のLTV最大化に積極的に取り組んでいらっしゃる「司法書士法人ファミリア」様の事例をセミナーでご紹介します。
また、司法書士法人ファミリア様は「法人営業」にも非常に強く、大きな成果をあげていらっしゃいます。
法人営業は、営業リストに対する定期的なアプローチという点で、生前対策の顧客リスト活用で実施するうえで、参考にすべき視点・ポイントが多々あります。
LTVを上げるための視点や、実際の取り組み手法・ノウハウを知りたい!という先生は、ぜひ一度、ご覧ください。
セミナーの詳細はこちら>>>
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/071513
◤参加費
・一般価格 10,000円 (税込 11,000円)/ 一名様
・会員価格 8,000円 (税込 8,800円)/ 一名様
◤開催日時 ※コロナウィルスの影響をふまえ全日程オンラインでの開催です。
2021/05/08 (土) 13:00~16:30 @オンライン
2021/05/12 (水) 13:00~16:30 @オンライン
2021/05/15 (土) 13:00~16:30 @オンライン
皆様のご参加、お待ちしております!
【執筆者:廣瀬 大悟】