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  • 相続に強い税理士と提携して紹介案件を増やす方法は?

相続案件を増やすためには、相続税に強い税理士との強固な連携が必要です。自社が提供できる価値を明確化し、相手への貢献から関係を構築することが重要です。迅速な報告連絡で信頼を積み、セミナー共催などの仕組みを作ることで、継続的な紹介のループを生み出せます。

高単価な相続案件を継続的に獲得することは、相続分野に注力している士業事務所にとって売上の基盤になります。しかし、事務所を構えているだけの「待ちの姿勢」では、売上の成長には繋がりません。

確実かつ継続的に案件を増やす鍵は、相続税申告のプロである「税理士」との強固なアライアンスにあります。本コラムでは、相続に強い税理士をパートナーに選び、紹介のループを生み出すための戦略を解説します。

目次

1. なぜ「相続に強い税理士」が最強のパートナーなのか

相続の導線において、税理士は非常に早い段階でクライアントと接触します。 多くの場合、相続人は「まずは税金の心配」をして税理士に相談するからです。しかし、相続実務には以下のような、税理士だけでは解決できない課題が必ずあります。

  • 遺産分割協議の紛争解決(弁護士)
  • 不動産の相続登記(司法書士)
  • 不動産の売却・有効活用(不動産鑑定士・仲介業者)
  • 生命保険の活用による納税資金対策(FP・保険代理店)

税理士側も「信頼できる紹介先」を探しています。不慣れな分野に手を出してミスをするリスクを避けたいからです。ここを突くのが提携の第一歩です。

2. 提携先を見極める「3つのチェックポイント」

「税理士」と一言で言っても、記帳代行や法人顧問がメインの事務所もあれば、相続税に特化した事務所もあります。提携すべきは後者です。

  1. 相続税申告の年間件数: 年間数十件以上の実績があるか。
  2. 二次相続を見据えた提案力: 目先の節税だけでなく、次世代への承継を考えているか。
  3. ワンストップサービスの志向: 他士業との連携に積極的か。

3. 「紹介される側」から「パートナー」への昇格戦略

単に「案件があれば紹介してください」と挨拶に行くだけでは、簡単に提携できません。以下のステップで関係を構築しましょう。

①ギブ・アンド・テイクを「ギブ」から始める

まずは自分から案件を振る、あるいは税理士が喜ぶ「情報」を提供します。「今度、不動産オーナー向けのセミナーをやるので、税務パートを話しませんか?」といった提案は、税理士にとって新規顧客獲得のチャンスになるため非常に喜ばれます。

②報告・連絡・相談の徹底(レスポンス速度)

紹介した側が最も気になるのは「紹介した後の進捗が見えないこと」です。進捗をこまめに共有し、クライアントから感謝されたことを報告する。この積み重ねが「次もこの人に頼もう」という安心感に繋がります。

4. 連携を加速させる仕組み作り

関係が深まってきたら、単発の紹介で終わらせない仕組みを導入しましょう。

  • 共催セミナーの定期開催: 「相続登記の義務化」や「法改正」をテーマに、共同で集客を行います。
  • 勉強会の実施: お互いの専門知識を共有する場を持つことで、クライアントへの共同提案の精度が上がります。
  • 定例の情報交換会: 進行中の案件がなくても、月に一度は接触する機会を設けることで、想起率(リコール率)を高めます。

5.【成功事例】半年で提携8社を開拓!事務負担を「完封」する司法書士の戦略

神奈川県に拠点を置くE司法書士事務所は、税理士に対して「申告以外の周辺業務」を丸ごと引き受けるパッケージを提案し、わずか半年で8社の税理士事務所と新規提携。年間約50件の相続案件を紹介されるルートを確立しました。

まとめ:信頼のインフラを構築する

相続に強い税理士との提携は、単なる営業活動ではありません。クライアントにとっての「最高の解決チーム(インフラ)」を構築する作業です。事務所が税理士にとって「クライアントに自信を持って紹介できる専門家」になれば、広告費をかけずとも良質な案件が自然と集まるようになります。まずは、身近な税理士に「最近の相続案件での困りごと」をヒアリングすることから始めてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いたコンサルタント

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